伝統とモダンが溶け合う街、新堂洞(シンダンドン)の新たな美食スポット 🚩
かつては伝統市場のイメージが強かった新堂洞(シンダンドン)ですが、最近では’ヒップタン(ヒップな新堂)‘と呼ばれ、感度の高いショップやグルメ店が続々と誕生しています。そんな激戦区の中で、地元の方から「ここだけは外せない」と絶賛されているのが、新羅坊マラタン(신라방마라탕) 新堂店です。

地下鉄の新堂駅から歩いてすぐ、清潔感のある看板が目印のこのお店。一歩足を踏み入れると、マラタン店特有の刺激的な香りとともに、明るくモダンな空間が広がります。エディターである私がまず驚かされたのは、その徹底した清潔管理です。
清潔感あふれる空間で、自分だけの「最高の一杯」をデザインする 🍱
マラタンの醍醐味といえば、自分で具材を選ぶセルフバーですよね。しかし、多くの店では具材の名前が分からず、直感で選ぶこともしばしば。ここ「新羅坊」では、全ての具材に正確な名前と、断面図や食感の説明まで添えられているのです。


「これは何だろう?」という不安がなく、ニモの形をしたお魚の練り物や、パンダの形をしたブンモジャ(粉耗子)など、SNS映えする可愛い具材も一目瞭然。野菜の鮮度も完璧で、丁寧に下処理された食材たちが美しく並ぶ様子は、まるで高級スーパーのデリコーナーのよう。実際にトングを手に取ってみると、その瑞々しさに料理への期待がさらに高まります。
24時間の手仕事が生む、奥行きのある「牛骨スープ」の誘惑 ✨
注文したマラタンが運ばれてきた瞬間、スープの色艶に目を奪われました。こちらのスープは、なんと24時間以上かけてじっくりと牛骨を煮出したサ骨スープがベース。一口啜れば、ただ辛いだけではない、深いコクとまろやかな旨味が口いっぱいに広がります。


辛さの段階は選べますが、ここの「2段階」は他の店よりも少し刺激的かもしれません。もし辛すぎたり味が濃いと感じたら、遠慮なくスタッフに伝えてください。驚くことに、『お口に合わなければ作り直します』という、マラタン店では異例のホスピタリティを掲げているのです。サイドメニューの꿔바로우(クォバロウ/韓国風酢豚)も絶品。外はカリッと、中はモチモチとした食感で、冷めてもその美味しさが損なわれることはありません。
サービスという名の感動。スターバックスの香りに包まれる至福のひととき ☕
食事を終えても、楽しみはまだ終わりません。セルフコーナーには、さらなる驚きが隠されています。ほかほかのご飯が無料でお代わり自由なのはもちろん、食後のデザートとして韓国の伝統菓子「オランダ」まで用意されているのです。


さらに特筆すべきは、食後のコーヒー。なんと、スターバックスの豆を使用した本格的なコーヒーを無料で楽しむことができます。シビ辛な食事の後に、芳醇な香りのアイスアメリカーノで口の中をリセットする瞬間。これこそが、大人のグルメ旅にふさわしい贅沢と言えるでしょう。
行き方とおすすめの時間帯は?
地下鉄2号線・6号線の「新堂(シンダン)駅」6番出口から徒歩約3分という好アクセス。ランチタイム(12:00〜13:00)は近隣の会社員で賑わうため、ゆっくりと具材を選びたい方は、オープン直後の11時台や、午後のティータイムを狙って訪れるのがスマートです。
日本人旅行者でもスムーズに注文できますか?
はい、具材のセルフバーには写真付きの説明があり、指差し注文も可能です。スタッフの方は非常に親切で、温かい「Welcome」の精神で迎えてくれます。清潔な店内と充実したサービスは、韓国旅行に慣れていない方にも自信を持っておすすめできるクオリティです。
単なる「食事」を超えて、心地よい「体験」を提供してくれる新羅坊マラタン。次回のソウル滞在では、進化を続ける新堂洞で、心温まるシビ辛体験を楽しんでみてはいかがでしょうか。