漢南洞の路地裏で見つけた、洗練された日常の1ページ ✨
ソウルの中でも、独自の感性が光るギャラリーやブティックが集まる街、漢南洞(ハンナムドン)。この街を語る上で欠かせないのが、洗練されたブランチ文化を牽引し続けている リトルネック(LITTLENECK / 리틀넥) です。移り変わりの激しいソウルのグルメシーンにおいて、7年以上にわたり愛され続けているこの場所は、単なるレストラン以上の価値を私たちに提供してくれます。

建物の入り口に立つと、ガラス扉に刻まれた ‘LITTLENECK’ の白いロゴが、これから始まる特別な時間を予感させてくれます。ここは、まるでニューヨークのダウンタウンにある隠れ家レストランのような、肩の力が抜けつつも一本筋の通った美意識が感じられる場所です。実際に足を運んでみると、平日でもオープン前から列ができるその人気ぶりに、改めて圧倒されるはずです。


一歩足を踏み入れれば、活気あふれるオープンキッチンと、高い天井を活かした開放的なダイニングスペースが広がります。スタッフの方々の丁寧な挨拶と、計算されたインテリアの配置。Casa BRUTUSを愛読するような、本物志向の大人たちが集うのも頷ける、居心地の良い空間がそこにはあります。
目にも鮮やかな一皿に心踊る。リトルネックで味わう至福のメニュー 🍽️
リトルネックの料理は、単に ‘映える’ だけでなく、素材の鮮度と味の調和が完璧に計算されています。テーブルに運ばれてくる料理たちは、まるで一つの作品のような美しさを放っています。

「LITTLENECK (リトルネック)」とは?
‘ソウルの中の小さなニューヨーク’ をコンセプトにしたライフスタイル・レストランです。特に漢南店は、地下鉄6号線・漢江鎮(ハンガンジン)駅からすぐの場所に位置し、近隣の美術館やショールーム巡りの拠点としても最適です。
おすすめのメニューと味わい 🍱
こちらの名物といえば、何といっても ‘ハウスステーキ(House Steak)’ です。絶妙な火入れで仕上げられたサガリ肉(살치살)に、色鮮やかなバジルソースと滑らかなマッシュポテトのコントラスト。一口食べれば、肉の旨みとハーブの香りが口いっぱいに広がり、思わず笑みがこぼれてしまいます。


健康志向の方には、新鮮なサーモンとアボカドが贅沢に乗った ‘サーモンポキ(Salmon Poke)’ がおすすめ。スリラチャマヨのピリッとしたアクセントが食欲をそそります。また、リピーターに絶大な人気を誇る ‘明太子クリームパスタ’ は、濃厚ながらも最後まで飽きさせない絶妙な味の構成に驚かされました。トッピングされたラディッシュや飛び子の食感が、食べる楽しさをさらに引き立ててくれます。

さらに、今回私が特に関心を寄せたのが ‘エビのバジルリゾット’ です。手作りのバジルペーストを贅沢に使用した深い緑色のソースは、香り高く、ぷりぷりとした大きなエビとの相性が抜群でした。一皿ごとにこだわり抜かれた食材の質が、リトルネックが長く愛される最大の理由だということを肌で感じることができました。
感性を刺激するショッピング体験。‘Grove’ ショールームへの誘い 📸
食後の余韻に浸りながら、同じ建物の2階へ。そこには、韓国のインフルエンサーやセレブたちの間で絶大な支持を得ているファッションブランド ‘グローブ(Grove / 그로브)’ のショールームがあります。リトルネックで心を満たした後は、感性をそのままに、自分だけの特別な一着を探す旅に出るのが漢南洞の王道コースです。
店内はホワイトトーンを基調とした温かみのあるインテリアで、まるでお洒落な友人のクローゼットを覗いているようなリラックスした雰囲気が漂っています。トレンドを抑えつつも、長く愛用できるヴィンテージライクなアイテムたちは、どれも手にとってじっくりと眺めたくなるものばかり。特に、韓国ドラマやSNSで見かけるような洗練されたスタイリングがそのまま再現されており、今のソウルの空気感を存分に味わうことができます。
行き方と混雑を避けるためのヒント 🚩
漢南洞エリアは週末になると非常に混雑します。リトルネックを楽しむなら、午前10時30分のオープンに合わせて訪問する ‘オープンラン’ を強くお勧めします。11時を過ぎると待ち時間が発生することが多いため、早めに受付を済ませ、待ち時間に近隣のギャラリーを散策するのも賢い過ごし方です。
また、漢江鎮駅から向かう場合は、有名な ‘パッション5’ や ‘リウム美術館’ を経由するルートが、街の雰囲気を楽しみながら歩けるのでおすすめです。漢南洞の坂道は少し急ですが、その先に待つ極上のブランチとショッピングを思えば、足取りも軽く感じられることでしょう。
ソウルを訪れるたびに新しい発見がありますが、リトルネックのような ‘変わらない価値’ を提供し続ける場所があることは、旅行者にとっても、ローカルにとっても大きな喜びです。次のソウル旅行では、あなたもこの場所で、五感を満たす贅沢な時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。