ソウルのトレンドが絶え間なく生まれる街、延南洞(ヨンナムドン)。
路地を歩いていると、どこからか甘く香ばしいバターの香りが漂ってきました。
今回エディターKが足を運んだのは、韓国の伝統的なおやつを現代風にアレンジした「モッチパンアッカン(モッチ餅工房)」です。
黄色の看板が目印!路地裏で見つけた「餅」の聖地 ✨

延南洞のメインストリートから少し入った場所に、そのお店はありました。黄色い看板とストライプの日よけが目を引く「モッチパンアッカン MOCHI DESSERT」の外観は、まるでおもちゃ箱のような可愛らしさです。
実際に訪れてみると、テイクアウト専門の小さなお店ながら、絶え間なくお客さんが訪れる人気ぶりに驚かされました。看板に描かれた魚のキャラクターが、これから出会うスイーツへの期待を高めてくれます。
驚きの「100%グルテンフリー」という選択肢 🚩

こちらの鯛焼きが普通の鯛焼きと一線を画す最大の理由は、その素材にあります。一般的に使われる小麦粉を一切使用せず、100%グルテンフリーの餅生地で作られているのです。
ショーケースを覗くと、抹茶やオレンジ、紫芋、そして定番の小豆といった色鮮やかなあんこが、鯛の形をした型に美しく並べられていました。このカラフルなビジュアルは、SNS映え間違いなしの美しさです。

店頭に掲げられた案内板には、鯛焼きを半分に割った様子が写っています。写真からも伝わるその驚異的な「伸び」は、まさに餅そのもの。健康を意識しながらも、美味しいスイーツを諦めたくない現代のソウルっ子たちに支持される理由が、ここにあるのだと感じました。
目の前で焼き上がる、ライブ感あふれるキッチン 📸
職人の手仕事が見える安心感


注文が入ると、スタッフの方が手際よく調理を始めます。まず、魚の形の型に餅ベースの生地を流し込み、その上にたっぷりとあんこをのせていきます。小豆あんがこぼれんばかりに詰め込まれる様子は、見ているだけでも幸せな気分になります。
ここで重要なのが「ブールノワゼット(焦がしバター)」の存在です。焼き上げる際に贅沢にバターを塗ることで、表面はサクッと、中は驚くほどもちもちとした独特の食感を生み出しているのです。
注文から受け取りまでスムーズなシステム

店内は非常に清潔感があり、調理場がオープンになっているため、自分が食べるものがどのように作られているかを確認できるのが嬉しいポイントです。入り口付近にあるキオスクで簡単に注文を済ませることができるので、韓国語に不安がある旅行者の方でもスムーズに利用できます。
実際に食べて分かった、5つの味の魅力 🍱
私が試食したのは、全5種類のラインナップ。どれも個性的ですが、共通しているのは「最後の一口まであんこが詰まっている」という満足感です。
- クラシック小豆: バターの塩気と小豆の甘さが完璧な調和。一番人気の理由がわかります。
- 抹茶: ほろ苦い抹茶の風味が、もちもちの生地と相性抜群です。
- 完熟豆(豌豆): 意外な伏兵!独特の甘みと香ばしさがクセになります。
- カボチャ: 優しい甘みで、お子様にもおすすめのフレーバーです。
- 黒ごま: 香ばしさが口いっぱいに広がる、大人向けの味わい。

カウンターの脇には、ブランドロゴが入ったコースターやフライヤー、そしてウェットティッシュなどが丁寧に用意されていました。こうした細やかな配慮が、延南洞の激戦区で愛され続ける秘訣なのかもしれません。
モッチパンアッカンへの行き方は? 🗺️
地下鉄2号線・空港鉄道・京義中央線の「弘大入口(ホンデイック)駅」3番出口から歩いて約5分ほどです。延南洞のメインストリートを散策しながら立ち寄るのに最適な場所にあります。
おすすめの訪問時間帯は?
営業時間は毎日12:30から22:30まで。おやつどきの午後は混み合うことが多いため、少し時間をずらした夕方や、夜の散歩がてらに訪れるのがおすすめです。焼き立てをその場で頬張るのが一番の贅沢ですが、持ち帰ってエアフライヤーで少し温め直すと、外側のサクッとした食感が復活して、また別の美味しさを楽しめますよ。
ソウル旅行の合間に、体に優しく心も満たされる新感覚の「もち鯛焼き」を、ぜひ体験してみてください。
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